マリー・クヮント
4月13日にマリー・クヮントさんが亡くなったそうです。93歳。
こうやって巡る巡るよ、時代は巡るのですね。一時代終わったか、はぁ〜。
彼女の発信するものは、ファッションだけでなく、コスメの方面でも楽しませてもらいました。
スウィンギング・ロンドンのニュアンスは今、デパートで売られている小さなアイシャドウのケースにもちゃんと感じられる。
そういうところが私にはずっと特別なレーベルでした。
大学に入ったばかりの頃、スキンケアもメイクも初心者のくせして、このロンドン発のコスメをよくジャケ買いしていました。
成分が自然志向だったせいかちょっとお高かったけど、持っているだけでエスプリの効いたおしゃれがわかった気分になれたんです。(ただの気のせいだったんですけどね!)
マリー・クヮントといえばブラックデイジーのマークが思い出されますが、黒と黄色のちょっとBIBAっぽい容器のもあった。
素敵・・・。
よく使っていたのはジャーに入ったコロイド状の銀色に輝くフェイススクラブ(名前が思い出せない!)。その香りとテクスチャーは今でも鮮明に覚えています。
なつかしい・・・。
マリー・クヮントさんは私より30年以上、上の世代ですが、あの頃のロンドン発のカルチャーは私の好みのド真ん中なんです。
出会えてうれしかった!
"Rest in peace, and thank you so much,